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食料・農林漁業・環境フォーラム 持続可能な農林漁業・農山漁村の発展に向けて
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藤岡 武義 写真
日本生活協同組合連合会 常務理事
飽食の次は無関心?ホンネの議論を
2004年8月30日 掲載

  このフォーラムでは食料・農業に対する市民の理解を促進するために様々な提言が出されています。

  日本農業について語るとき、誰でも取り上げる食料自給率について、多くの場合採用されるのはカロリーベースの食料自給率であり、金額ベースの食料自給率についてはあまり広くは知られていません。

  個々の農業者は農業所得の最大化をめざして営農されているのですから、同じ農地から金額的にできるだけ高額の生産をあげられる作目を選択します。

  産業として農業を考えれば当然の選択です。その結果たる農業生産額とそれから演算された金額ベースの食料自給率こそ、日本農業の現状と経済的な力を最も適切に示していると言えましょう。

  一方カロリーベースの食料自給率は、国民の食生活が穀物中心の摂取から、輸入飼料に多く依存する畜産物を多く摂取するように変化するにつれて低下します。カロリーベースの食料自給率は、農業生産だけではなく食生活の変容をも反映するのです。

  このことはこのフォーラムに参加されている方々には常識でしょうが、マスメディアその他で日本農業が語られるとき必ずしも触れられないように思います。

  これは一例ですが、日本農業の再生を考えるとき、建前論だけではない、実態に基づいたホンネの議論をしたいものです。

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