アメリカ・カナダ産牛肉の輸入再開条件を審議している食品安全委員会が、「BSE汚染のリスクは小さい」との報告書案をまとめたと報道されている。
先にアメリカ政府は、「1年半で1000件余の特定危険部位除去規制違反があった」としているのに大丈夫だろうか。尤もアメリカは、「牛肉の処理・加工の違反全体の1%未満だから問題ない」と強弁し、日本に早期の輸入再開を迫っているのだが・・・。
輸入再開条件については、肉質判別による月齢確認という手法が妥当なのかどうかにも疑問が残るが、それ以前に特定危険部位の確実な除去が前提のはずである。
ことは国民の安全に関わることである。食品安全委員会は、アメリカのBSE対策の実態について十分に検証していただきたい。まかり間違っても貿易摩擦や政治圧力などに影響され輸入再開条件を曖昧にすることがあってはならない。
食品安全委員会及び政府には、国民への説明責任を十分果たし得る結論を出すよう期待したい。
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