「食事バランスガイド」をご存知でしょうか。農林水産省と厚生労働省が共同で作成し、本年6月21日に公表したもので、健康で暮らすには一日に「何を」「どれだけ」食べたらよいか、食事の望ましい組み合わせと量をイラストで示したものである。
「コマ」の型を採用したデザインが斬新な印象を与えるほか、一皿や一個という表し方は、これまでの「○○グラム」という表現に比べ、はるかに分かりやすい。
世界的には「フードガイド」と呼ばれることが多く、各国でその国の食文化を反映した様々な形態のものが作成されているが、我が国の「食事バランスガイド」は、表現方法やデザインの面で世界に冠たるものである。関係者の英知と努力に心から敬意を表したい。
折角、作成された「食事バランスガイド」である。次の課題はこれをいかに多くの方々に活用して頂き、健康的な食生活の実現に役立ててもらうかである。 食品産業センターでは、農林水産省の支援の下、スーパーマーケット(ライフコーポレーション、イトーヨーカ堂)やコンビニエンスストア(ローソン)の店舗を活用した現地実証(食事バランスガイドに関連した販売物の掲示やメニューの提案)を行い、その普及に努めているところである。
多くの食品関連企業が「食事バランスガイド」の活用・普及を盛り込んだビジネスモデルを開発・導入し、国民運動としての「食育」の一環を担うことを期待したい。
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