学校給食に「顔の見える牛乳」を取り入れる動きが出てきているという。村おこしや地産地消で、牛の飼育から牛乳販売までを1箇所で完結する工場も増えてきていることもあり、更に広がる可能性が出てきている。また、この牛乳は、低温殺菌・ビン入りで展開されている。こうした動きは、'00年に学校給食牛乳への補助を国が打ち切り、入札制度に代わったことがきっかけのようだが、きっかけ問題はともかくとして、「顔の見える牛乳」の取り組みに、大いに期待している。
低温殺菌牛乳で味覚の経験や幅も広がる。近隣なので安全性も確保されやすい。「ビン」を通して環境問題を考えるきっかけにもなる。そして誰がどのように育てたのか、肝心な牛のこともよく分かる。そして今、子供たちと生産者との交流も始まっているという。生産者にとっても、自分たちの牛乳を飲んでくれる人がすぐ近くにいることは重要であり、いろいろな面でプラスになるはずである。
「牛乳」という身近な食品を通して、食品全般への興味も広がるだろう。そして、遠くなりがちな「地域」が、もっともっと身近に感じられるようになるのではないだろうか。もちろん牛乳の消費拡大のためにも、学校だけではなく、更にその輪を大きく広げていって欲しいと思っている。
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