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食料・農林漁業・環境フォーラム 持続可能な農林漁業・農山漁村の発展に向けて
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宮田 勇 写真
食料・農林漁業・環境フォーラム副代表 、全国農業協同組合中央会会長
海外から見た日本
2006年6月16日 掲載

 現在、世界のFTA(自由貿易協定)は、1980年代末の26件から2002年には143件に増加しており、日本も農業モダリティ確立に向けたWTO交渉とともにアジア諸国とのEPA(経済連携協定)・FTA協議が活発化しようとしています。

  ところで、米国では日本のアニメ、格闘技、日本食が大人気で、西海岸では「スターバックス」よりも「寿司レストラン」が多いという話も聞きますが、現地の日本人は自分たちが米国を知るほど、米国人は日本を知らないと感じることが多いそうです。

  現地でふれる日本の情報といえばあまりに断片的で、米国人のイメージする日本と実際とに相当の乖離を感じると言います。

  米国でこんな状態ですから、他の国は、、、、。

 今日の国際社会の中で各国が協調を図って行くには、相手国の事情を正確に理解してもらう努力も不可欠です。

  農業交渉において、各国の事情や品目の状況を無視し、多様な農業の共存を否定するような行為は、ある意味で相手国の文化や価値観を否定することにつながっています。

  折しも政府より「観光立国行動計画」が出され、平成22年には訪日旅行者を倍増させる取り組みがなされていますが、名所旧跡はそれとしても、日本全国の水田や農村も訪ねてもらい日本の原風景と文化を知って頂くことは、国際交渉全般に係る私達の主張の背景を相手に正しく理解させる地道な取り組みとしても重要なことだと思います。

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