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食料・農林漁業・環境フォーラム 持続可能な農林漁業・農山漁村の発展に向けて
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神田 敏子 写真
食料・農林漁業・環境フォーラム幹事 、全国消費者団体連絡会事務局長
果物をもっと身近に
2006年9月15日 掲載

 果物の消費量が減っているといわれる中、農水省の補助を受けながら消費拡大に向けた啓発活動が以前から行われて来た。パンフレットやCDのみならず、絵本やストラップ等の作成・配布、講演会や料理教室、全国でのイベント、マスコミなどの活用を含め様々取り組まれて来たが、残念ながらその結果があまり消費拡大に結びついているとは言えないようだ。「啓発のための啓発」に終わっているように思えてならない。

  目的は、一日200gの果物を食べてもらおうということ。そのためには、啓発と同時に売り方の改善が必要である。

  最近、ようやくデパートやスーパーでカット果物の販売が行われるようになって来た。単品から数種類の盛り合わせなど、少しずつだがバラエティーに富んで来てうれしい。剥きにくいパインはカットしてあるととても利用しやすいし、熟れ具合いも一目で分る。

  100円前後のフルーツカップも出て来た。これならお弁当と一緒に買う気にもなる。

  またコンビニでバナナが一本売りされるようにもなって来た。しかし、こうした動きはまだまだ少ない。若者が立ち寄るファミリーレストラン等でもフルーツの小皿が欲しい。りんごや桃、なしや柿など洗ったままで提供すればよい。丸かじりするか、皮を剥くかは、それぞれがやればよいのである。

  果物が身近にあり、利用しやすい方法で提供される。そうした環境づくりが何より必要であり、求められているのではないかと思う。

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