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食料・農林漁業・環境フォーラム 持続可能な農林漁業・農山漁村の発展に向けて
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藤井 喜継 写真
食料・農林漁業・環境フォーラム幹事 、日本生活協同組合連合会 政策企画部長
炊飯器だけでなく、日本のお米も世界に広げよう
2007年6月18日 掲載

 先日、朝日新聞に「和食産業、海外に商機」という記事が掲載されていた。欧米では日本食ブームであり、特に米国では1万件近くある和食レストランがここ2、3年、1000店ペースで増えているという。炊飯器や清酒、豆腐などのメーカーの奮闘ぶりが記事にまとめられていた(07年6月9日朝刊)。

  記事によると、炊飯器メーカーが米国に本格参入したのは80年代後半の頃で、主に在米日本人などアジア人を想定した参入だった。「ところが最近は、白人が和食、とくにうまい米に目覚め」「今までになかった家でご飯を炊くという調理法が広がりつつある」とのことだ。米国では、年間15万台も炊飯器が売れるという。

  欧米人がうまい米に目覚めている中、その恩恵を受けているのが炊飯器だけというのはもったいない。日本と同じようにご飯を炊いて食べることを覚えた欧米人に、ぜひ日本のおいしいお米を食べてもらいたいと思う。

  しかし、農水省によると年間の日本米の輸出量はわずか760(精米)トン(平成17年)にすぎない。なぜ、食文化が拡がり、周辺食材や調理器具が売れているのに、肝心な日本のお米を売らないのか。世界に和食が受け入れられている今こそ、米を輸出するチャンスだ。守りだけでなく、世界にどんどん打って出る!炊飯器だけでなく、日本のお米を世界に売りまくる、そんな気概を日本の農業界に求めたい。

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